累 1巻 ネタバレ

累(かさね) 

1巻 

ネタバレ

 松浦だるま先生のデビュー作。


第19回イヴニング新人賞優秀賞を
受賞!

【ネタバレ注意】あらすじネタバレ
有りますので、ご注意ください。

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◆累 第1巻1話「かさね」◆


主人公 淵累(ふちかさね)

 

累の母、淵透世はその美貌で

「伝説の女優

の名をほしいがままにしてこの世

を去った舞台女優。


母とは正反対の醜い容姿を
持って生まれてきた累。


学校でイジメの対象になっていました。


ある日、累が学芸会でシンデレラ役に

抜擢されます。

クラスの推薦と言う名のイジメですね。


学芸会の練習のには参加させてもらえず
一人で必死に練習する累。


母のような演技をして認めてもらえば、

自分を見る目が少しは変わるかも
しれないと期待します。

舞台で観客から

「化け物!死ね!死ね!死ね!」

と罵声に怯える夢を見ます。


そんな悪夢の中で、母が言った言葉を

思い出す累。

 

口紅を使いなさい
 使い方は教えたはず....
 あとはあなたの欲しいものに....」



学芸会当日、不安で足が震える累。


勇気を出して必死でシンデレラを演じます。

観客は醜い姿に驚きながらもその迫真
の演技に魅了されていきます。


累をイジメてきた西沢イチカは

面白くありません。

 

イジメのつもりで主役をさせたのに、

このまま図に乗って、イジメのことを先生に
バラさないかと不安に...。

 

クラスのみんなを集めて、
自分が主役になる計画を...


演劇の途中で、一旦幕が下ろされ、
体調不良を理由に降板させられる累。

「どんなに努力しようと、
 どんなに上達しようと、
 私の顔では母の娘だと
 証明することすらできないのだ」

「そんなことわかってたことじゃない」

と自分の醜さを恨みます。



「早く歩きなさいよ ドブス!!」

累を保健室へ連れて行くイチカは

吐き捨てるように言います。


どんなに汚い言葉を言おうと
可愛い顔のは崩れない


「うらやましい
   ほしい
     その顔がほしい」

累が後ろからイチカを押し倒し、
あの口紅を塗った唇でイチカに
口づけすると....


累とイチカの顔が入れ替わり!!


口紅の力とはこれなんだ!!


イチカの顔を手に入れた累は

イチカをナイフで脅し、劇が終わるまで

累の顔のままで、大人しくしているように
言います。


元の顔に戻れなくなったら想像もつかない

辛い人生を送ることになると思ったイチカは

累の言うとおりにします。





累はその顔の醜さで父親に捨てられ、
学校ではいつもいじめられ。

 

自分を愛してくれた母を亡くし、
自分のことを守ってくれる人が
いない孤独な人生を生きています。


そんな累の手に残されたのは母の
形見の魔法の口紅。


口紅の使い方を知った累はこれから
この力をどう使って生きていくのか?


この先が楽しみになってきました。

気になるようでしたら

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